こちらの動画、すでにものすごい反響を呼んでいますが、私も感動しました。
日本人はもっと声に出して怒っていいのかもしれませんね。私自身も含めて・・・
「児玉龍彦氏11.07.27 原発対応に満身の怒り(オープニング)」
http://www.youtube.com/watch?v=la5JI5na9qs&NR=1
(mendo718 さんが 2011/07/30 にアップロード)
ところで児玉龍彦教授のこのときの、衆議院厚生労働委員会提出資料を教授の息子さんがアップして下さっているようです。
「児玉龍彦国会発表概要」
http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725299
このスライドシェア・ページ内での発表概要のテキスト表記も参考になります。
(注)このあとの「中」と「下」に引用として掲載させていただきました。
ちなみに息子さんのTwitterで、アップされた理由を述べておられます。
Akihiko Kodama
@a_kodama
http://twitter.com/#%21/a_kodama
なおこの情報は、
「東京大学児玉龍彦教授の衆議院厚生労働委員会提出資料」
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post_2757.html
より得ました。また、上記委員会での『説明要旨(1)~(3)』は、
「7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に 国会は一体何をやっているのですか-東大 児玉教授」
http://onodekita.sblo.jp/article/47034031.html#more
においては、jpg形式の画像データとしてもアップされています。両管理人様、Thank youです!
また参考までに、上記委員会の質疑における児玉教授の応答箇所をまとめた動画のURLも記載しておきます。
「児玉龍彦氏11.07.27 衆 厚労委員会 質疑」
http://www.youtube.com/watch?v=2gVBFfpasUA&feature=related
(mendo718 さんが 2011/07/30 にアップロード)
さて以下は、このシリーズの「上」で紹介した、スライドシェア・ページ内の発表概要に関するテキスト表記部分の再掲です。
(~以下、引用~)
児玉龍彦国会発表概要 - Presentation Transcript
衆議院厚生労働委員会 2011年7月27日 東京大学アイソトープ総合センター長 児玉龍彦 説明要旨
(1) 放出量の膨大さ なぜセシウム牛など食品汚染防御に失敗したか
原発事故で放出される放射性物質は、原爆数十個に相当する量の多さと、原爆汚染よりずっと多量の残存率から、「膨大な量」が「長期にある」問題を生み出す。
原爆と比べ、原発の放射性物質は
半減期が長い。http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/
2011-04-06残存量の対比。原爆は
1年で千分の一、原発は十分の一。
福島原発放出量の熱量からの概算
広島原爆は、63兆ジュールの熱
福島原発は爆発した4つの炉で1日でこの18倍の熱(東電)。燃料棒が3年持つとして、19710個に相当する。今回その0.15%が放出(原子力保安院)とすると29.6個分の放出となる。
福島原発放出量の放射線量からの概算
チェルノブイリ 5.2-14エクサベクレル
福島 0.77エクサベクレル
チェルノブイリはウラン235で換算200kg相当、広島が1kg相当とみられ、その十分の一の福島は20個分のウラン235換算20kg相当。
1メガ
原爆
原発
広島
学会主流と政府は何を誤ったかというと、現行法の「高い線量の少量の汚染」を考え、濃度をもとに、「さしあたり健康に問題ない」としてきた。しかし、システム論から見ると総量が問題で、「低い濃度でも汚染が膨大におこると、特定の場所や食品に濃縮がおこり、健康に害をもたらす」可能性が生まれる。
対策 測定と除染
1)汚染地のすべての食品
を検査できる最新鋭の
高速機器が必要。
2)線量が高いものは全て
対応することでの保証
3)土壌の除染で量を減らす。
岩手藤原町
5万7千ベクレル。
食品汚染の広がりは留まるところをしらない。稲わら汚染は、20?30km圏の南相馬から見つかり、70kmの白河で白河から、100km宮城、さらに200km以遠の岩手と留まる所を知らない。
25日には麦、なたねにもセシウムが基準値以上検出されている。26日には腐葉土。すでにお茶には、神奈川足柄から、300km静岡まで基準値超えて検出されている。
宮城大崎
1万7千ベクレル。
南相馬市
10万6千ベクレル。
足柄茶
570 Bq。
静岡茶
1039Bq.
白河市 70km
9万7千ベクレル。
茨城
6万4千ベクレル。
(2) 低線量の被曝はなぜ20年でがんを生み出すか 3つの実例
細胞が、最初の遺伝子変異にくわえて、20年程度かかって、2個目以上の変異をおこすと、がん化する。放射線は、DNAを切断するなどの効果があるが、DNAは2本鎖のときは切れにくいが、分裂期など一本鎖になると弱い。成長の盛んな胎児、乳幼児、こどもが弱い。大人では分裂のさかんな、髪の毛、白血球、腸管の細胞が弱く、脱毛、貧血、下痢などがおこりやすい。
①アルファ線のトロトラスト
最も強力な発がん性があるのはプルトニウムなどアルファ線である。1930年代から造影剤としてトリウムがトロトラストの商品名で使われた。当初は安全な薬といわれたが、20年たつと、肝臓がんや白血病が多発した。遺伝子ではP53が破壊される。
②ヨウ素131
小児甲状腺がん
チェルノブイリ事故後、地元医師により、小児の甲状腺がん増加が報告された。ロシア学者が反論し、笹川財団で5万人調べても、事故前データがないため、有意差がみつからないとされた。20年目にWHOでこどもの発症がなくなったあと認定された。大規模疫学調査の困難さを示す。
③ 前がん状態チェルノブイリ膀胱炎の解明された膀胱がんの増加
(国立バイオアッセイ研究センター福島昭治所長)
増えた、増えないという論争は結局、国民の健康を守る役にたたない。そこで前がん状
態のメカニズム解明が進んでいる。セシウムは尿中にでるので膀胱の細胞に蓄積する。
ウクライナなどでは10万人あたりの膀胱がんが62%増加した。そこで福島博士らは500名の組織を検討し、6ベクレル/Lが15年で、p53変異と増殖性膀胱炎を前がん状態と証明した。長期の低線量被曝でP38とNFkBというシグナルが活性化し障害をうむ。
全国108名の検査で、福島7名では母乳に2?13ベクレル/kgと上記の前がん状態を生み出したと同じ濃度が検出。長期化を防ぐ事が必須である。
(3) 除染の経験から 法律を制定し国民の総力をあげる
① 緊急避難のこどもの被曝防止除染の成果と限界 (南相馬市での7週連続7回の除染経験から)
南相馬市では、海側は津波で、山側は放射線汚染で、7万人いた市民が、原発事故以後、食料やガソリンも届かなくなり、1万人まで減少した。それが、現在では3万人まで戻り、復興が進んでいる。5月上旬でNaIシンチレーターが市に1台だけであった。
20-30km圏に70%の学校があるが、学校休校、病院休診の首相命令により、1700人の生徒がスクールバスで学校に集まり、30km以遠の学校の体育館などで代替教室をしている。しかし線量測定の結果、30km圏の学校の方が高い場合もあり、特に汚染土壌の上に作られたプレハブ校舎では室内でガンマ線量が高く適切できない。避難区域は補償問題と切り離し、自治体の判断で学校開設を決定できるようにするのが、急務である。
東大アイソトープセンターでは南相馬市の教育委員会の要請にこたえ、7回の幼稚園、保育園の線量の測定と除染に従事した。そこでは平均2マイクロシーベルト平均の幼稚園で最大33マイクロシーベルトのミニホットスポット等が見つかった。滑り台の下など。10マイクロ程度までの汚染は、0半分程度までは除染できる。しかし、全体を0.5以下にするのが難しい。広範な土壌、樹木、家屋の除染となると膨大である。
多くの排水路は下流で農業用水になっている。除染が二次被害につながる可能性が残っている。土壌での除去が基本である。
おおくの土壌、水などの検査を依頼されている。また食品の検査希望が多量になっている。国策として従来のゲルマニウム半導体でない、密閉ライン型の最新鋭の測定器を多数整備する必要がある。
除染前 2.7マイクロシーベルト
除染後 0.6マイクロシーベルト
② 国民の総力をあげた測定と除染の体制を
1。国策として食品、土壌、水の最新鋭機器での検査体制を抜本的に整備する。
2。緊急にこどもの被曝を減少させるため、法律を制定して全国の専門家の力を結集できるようにする。
3。国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力も結集し、国際的援助もうけ、開発する。
4。莫大な負担(数十兆円以上)を国策として背負う事を確認し、有効に世界最高水準で行う準備を即刻開始する。
希望: セシウムは1940年代以前には自然には存在しなかった。1960年、猿橋勝子博士は、低濃度の海水中セシウム測定法を開発し、フォルサム教授との公開実験でそれを実証し大気圏内核実験の停止もたらした。人のうみだしたものを人が除染できなわけはない。国土の除染は、国家的災厄である放射線汚染をもたらした学者と政治家の歴史的責務である。
7/27の厚労委員会における児玉龍彦の発表の概要資料です。
(~引用終わり~)
以上、児玉龍彦氏の感銘深い説明と要望に心打たれ、ここに記載させていただきました。
さて、前回更新からしばらくたったら、またもや福一事故の印象深い動画情報などがたまってしまいました。そこで今回も備忘録をかねてここに記録しておきます。
<パート1>
ちょっと前のTV報道番組の動画ですが、福一原発の事故現場の労働実態を取材しています。
「福島原発作業員が実名で語る“過酷”」 by sean2010jp
http://www.dailymotion.com/video/xj8m3f_yyyyyyyyyyyyy-yy_news
<パート2>
やはり、福島の放射能汚染の深刻な実態が正しく理解されていないようですね。私自身も十分理解しているとはいえない一人なので、この動画を見て愕然とします。
(1)「放射能で広がる異変~子どもたちに何が起きているか」by OPTVstaff
http://www.youtube.com/watch?v=kNnZ6Lb_06s&feature=player_embedded
このインタビューのなかで、終始淡々と応答されている野呂さんが、終わりのほうで「福島の線量は高すぎますよね。クレージーだなって、チェルノブイリ関係者はみんな言ってるんですけれども」と言われたのを聞いて、10年後20年後、福一原発事故被曝者集団訴訟が起こっているのを垣間見たような気がしました。幻覚であればいいのですが…。
(2)「NHK:福島県、0歳児から中学生までの子供全員に線量計配布へ」
(ブログ「EX-SKF-JP」より)
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/06/nhk_23.html
上記(1)のインタビュー内容と併せ考えると、ガラスバッジ配布の本当の目的がより鮮明に浮かびあがってきますね。
<パート3>
こちらは、テレビ朝日「モーニングバード」の「そもそも総研」で追及した電力供給不足のウソです。
「東電の節電キャンペーンは、原発維持のための陰謀だった!! 1/2 」 by nerima1111
http://www.youtube.com/watch?v=_A2eRKk5zHs&feature=player_embedded
「東電の節電キャンペーンは、原発維持のための陰謀だった!! 2/2 」 by nerima1111
http://www.youtube.com/watch?v=QFLFjXYQp4I&feature=player_embedded
より詳しい分析結果は、解説者である高野名古屋大学准教授のブログ「だいずせんせいの持続性学入門」の以下の記事に載っているようです。
「原発震災(33)原発を止めても大丈夫(東電、中電、関電編)」
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/5d6a77320c641c30b6ed32cf97bde105
「原発震災(34)原発を止めても大丈夫(全国編)」
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/180d8f57c8e0db5590d5c6fa6c068212
以上、私にとって印象深い、最近の福一事故関連情報でした。
いつの間にかこのシリーズも5回目になりました。
シリーズものを企画していたわけではないのですが、福一事故の収束が見られないなか。事故の「公式」発表がどれも信頼性に欠けることから、自分なりに「より正しい」と思われる動画等の情報のうち、とりわけ印象に残ったものの所在を記録してきました。
ということで、今回は、以下の情報がつよく印象に残りましたので、以下に記載しておきます。
◇ パート1 ◇
以下の動画情報やpdf書類によって、原発神話の経済的側面を眺めることができました。
まずはつぎの動画情報で、原発による料金単価が火力や水力よりも高いことがわかって、なるほどと思いました。
「原発の発電コストを検証:原発は本当に安いのか」
http://www.youtube.com/watch?v=uJQ9jGLlQ8U&feature=player_embedded
2011年5月12日放送のテレビ朝日の「モーニングバード」から、玉川徹レポーターの「そもそも総研」コーナーの録画部分のようです。ほんとわかりやすいです。
で、やや専門的になりますが、原発が高いということのバックデータがつぎの資料になります。
「原子力政策大綱見直しの必要性について ―費用論からの問題提起―」
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2010/siryo48/siryo1-1.pdf
この資料は、大島立命館大教授による原子力発電に関する論稿です。たいへん参考になります。また、つぎの動画情報は、この資料を基礎にしたインタビューです。
「iwj7 04/11/11 12:20AM」
http://www.ustream.tv/recorded/13923515
…フリージャーナリスト岩上安身による大島立命館大教授へのインタビュー
なお、上の動画とそのサマリー(要約)が、インタビュワーであるフリージャーナリストの岩上氏のオフィシャルサイトに載っています。
「大島堅一立命館大教授 2011年4月11日」(Web Iwakami 岩上安身オフィシャルサイト)
http://iwakamiyasumi.com/archives/8207
それと、上記のpdf資料を大島教授の講演会資料用に要約したのがつぎのpdfファイルのようです。
「『原子力発電は安い』は嘘」
http://www.greenaction-japan.org/internal/101101_oshima.pdf
さらに、大島教授が「原子力は決して炭素フリーなエネルギーではない」と分析したつぎの資料も興味深いです。
「原発は温暖化対策になるの?」
http://www.greenaction-japan.org/internal/100612GreenAction_presentation.pdf
◇ パート2 ◇
原発の予算面・コスト面といった経済的側面から大きくはずれた様相と併せて、つぎの動画情報で、この国が原発を受け入れた歴史的背景と経緯を概観することで、原発の本来的にもつモンスター性(闇の部分)がたんに技術的的な問題にとどまらないで、政治とカネと対米関係といった広範で根深いものであることを見て取ることができます。
「原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~」
http://www.youtube.com/watch?v=EbK_OlzTaWU
…110hangman さんが 2011/04/19 にアップロード
それにしても、上記の資料を観ていると、巨大な蜜の塊に群がる大小のギラギラした大小の虫たちがうごめく様が見えてきて、ビッグでホットなマネーのスペクタクルドラマが目の前に押し寄せてきて、めまいと吐き気がしそうです。いずれにしても、すべてはそこから始まり、そこにたどり着きますね(苦笑)
◇ パート3 ◇
内部被曝に関する報道がアップしてあったので、リンクしてみました。どれも参考になります。
「死の灰の内部被曝確認」
http://www.youtube.com/watch?v=ACHWd1MD5EI&feature=related
…LunaticEclipsNuclea3 さんが 2011/03/14 にアップロード
「長崎 被爆から64年 なぜ今 骨髄異常が?」
http://www.youtube.com/watch?v=VmG2pEwmnTM&feature=related
…LunaticEclipseNuclea さんが 2009/08/07 にアップロード
〔補足〕このVTRにはあの山下先生がコメントを述べていますが、原爆による放射線被曝は60年たっても人体に悪影響があるのを認めているようなので、どうやら原爆と原発の放射線核種は同じでも危険度はまったく違うようです・・・この学者の頭の中では(笑;)
「【福島原発】放射能による内部被ばくを警告~緊急現地報告」
http://www.youtube.com/watch?v=rMssj9rqXSQ&NR=1
…OPTVstaff さんが 2011/03/18 にアップロード
ということで、今回はとりあえず、以上です。
今回も、福島第一原発事故に関して、自分なりに印象深い情報がいくつかありましたので、備忘録を兼ねてここにも掲載しました。
<パート1>
首都でも、下水処理施設(汚泥処理施設)をホットスポットとして、放射能汚染が進行しつつありますね。将来的には遷都を考えたほうがいいかもしれない…。
下記の音声情報は、2011年6月8日放送のMBS(毎日放送)ラジオ「たね蒔きジャーナル」での、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)へのインタビューです。
【福島原発】6/8/水★汚泥から相次いで放射性物質を検出
http://www.youtube.com/watch?v=GiRA1i_ilLc&feature=player_embedded
このまま福一の早期収束(石棺による施設全体の遮蔽)ができないまま推移すれば、これからコンクリートの基礎の上に家を建てたり、新築のマンションに入居したり商業ビルを借りたりするときは、その壁面から飛び出す放射線の量をチェック対象に加える時代がこの国には訪れた、という展開になりそうです。
<パート2>
以下は、高世仁(たかせひとし)というジャーナリストの方がじかに取材し編集した、良質の(=知らなかった事実を知り、学ぶべきとのところが多く、私たちの問題として考えさせられる)報道コンテンツです。印象深いものだったので、ここでも挙げてみました。
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈1〉"終わりなき事故の後始末"
http://www.youtube.com/watch?v=oSa-DtD8gy0&NR=1
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈2〉前編"立入禁止地区に暮らす"
http://www.youtube.com/watch?v=v7TV6ae-u30&feature=related
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈2〉後編"立入禁止地区に暮らす"
http://www.youtube.com/watch?v=UdqNWS4h_f4&feature=related
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈3〉"がんと生きる被ばく者の涙"
http://www.youtube.com/watch?v=29F4psKbw_s&feature=related
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈4〉前編"情報隠蔽と強制立退き"
http://www.youtube.com/watch?v=O5gGU_3ZL_M&feature=related
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈4〉後編"情報隠蔽と強制立退き"
http://www.youtube.com/watch?v=3BLuJROZa84&feature=related
チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈5〉"汚染土壌の再生に挑む"
http://www.youtube.com/watch?v=sBikkPZHw1A&feature=related
【参 考】
◆高世仁氏について
氏は、報道制作会社ジン・ネットの代表で、北朝鮮による拉致事件問題についても、かなり積極的に取材・報道をされてこられた方のようです。氏の詳細情報は下記URLにて参照してください。
高世仁の「諸悪莫作」日記(ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/takase22/
takase22のプロフィール(YouTube)
http://www.youtube.com/user/takase22
「高世仁」(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E4%B8%96%E4%BB%81
JIN・NET
http://www.jin-net.co.jp/
以上、今回も、私なりに印象の強かった動画等の情報を載せてみました。
<パート1>
下記のページに掲載された写真はとりわけ印象深いものだったので、リンクを貼らせていただいた。
「5月6日に撮影された福島第1原発の復旧状況」(毎日jp)より
「免震重要棟内に掲示された激励のメッセージ=2011年5月6日、東京電力提供 」
<パート2>
内部被曝に関する知見等で、私なりに印象に残ったネット情報を集めてみた。
(1)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士による参考人意見 」
内部被曝に関する崎山博士の上記の説明は、簡潔明瞭にポイントをついていて、私のような素人には非常にわかりやすい。また、以下の質疑応答も勉強になる。
(2)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士 質疑応答 1/2 」
(3)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士 質疑応答 2/2 」
そのうえで次の報告を見ると、いま進行している事の重大さがよりはっきりとわかる。この動画は、本年(2011年)5月18日、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」による厚生労働省での記者会見のもようである。
(4)「東京でも母乳から放射性物質が検出?茨城、福島、千葉でも 」
さらにそのうえで、次の記事を改めて読み直すと、政府が旧態依然とした問題先送り体質によって、まるで「棄民」のような事態の深刻化を招いているだけでなく、周辺住民の被曝データを提供することで「国際貢献」しようとする姿まで透けて見える。
(~以下引用~)
放射線の影響、追跡調査へ=「将来の疫学に寄与」-大塚厚労副大臣〔福島原発〕
【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)年次総会に出席している大塚耕平厚生労働副大臣は17日、ジュネーブ市内で記者会見し、福島第1原発の放射能漏れ事故による住民の健康への影響に関し、「長期間の追跡調査が必要だ」と述べた。具体的な方法は政府で準備を進めていると語った。
副大臣は、特定日や場所の放射線量データは蓄積されつつあるとした上で、原発周辺地域などの住民の正確な所在時間と場所が把握できれば、「(データとして)将来的な疫学に寄与する」との認識を示した。調査人数や避難住民の所在追跡といった課題は今後詰める方向だ。(2011/05/18-05:53)
【出典】時事ドットコム(2011/05/18-05:53の記事)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051800044
(~引用終り~)
国としては以上のような考えを国際機関に表明していますが、この「国際貢献」によって福島の人たちにもたらす見返りはないと思う。
また、政権交代しても一貫して変わらない国の「問題先送り」の姿勢もあって、福島県民の方々は、不安ながらも愛着のある土地に留まっていられるという皮肉な状況にあるわけで、すくなくとも、日々成長している子どもたちの健康な将来を望むのであれば、すこしでも内部被曝が少ないうちに、なるべく早く、より遠くへ避難したほうがいいのではないだろうか。
私は内部被曝についてもまったくの素人だが、以上の情報を概観するとそのような気がしてならない。
さらに内部被曝については、こちらの解説も参考になる。以前から危機意識をもって研究されている先生のようだ。ちなみに、上記の崎山博士と同じ場での説明および質疑応答になる。
<パート3>
下記の動画は、国会いおける行政監視というスタンスから原発反対派と非推進派の意見も聴取するという、いわば貴重な資料となった。
ちなみに、ある理事が孫参考人に質問するにあたって、前振りとして、アメリカのオーナーの新エネルギー開発への関心の高さを披露し、その姿勢を大いにもちあげる場面があったが、あの場であの名前が飛び出したのはちょっとしたサプライズであった…微笑
さて、こちらはおまけ。 「MEMORVA」というサイトですが、放射能に関する単位と換算方法について、忘れたころに参考にしている…笑
「ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)換算 - 放射能・放射線の量 」
<以上>
福島第一原発事故の関係で、いろいろネットを探索しているうちに、私にとってさらにいくつかの印象的で、原発の勉強になる資料があったので、またまた備忘録的に掲載しました。
◇ パート1
「官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します」 2011年04月29日 (金)
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
NHK科学文化部の発信するブログ『NHK「かぶん」ブログ』に掲載してある記事で、以前からその会見内容を知りたかったこともあり、ここにもリンクを貼ってみました。
NHKのブログでその内容を見ることができるなんて、個人的にはちょっとしたサプライズです。
◇ パート2
「【原発事故】小出裕章はなぜ警告を発し続けるのか【次はどこ?】1/4」
http://www.youtube.com/watch?v=2O31H9FHmIw&feature=related
「【原発事故】小出裕章はなぜ警告を発し続けるのか【次はどこ?】2/4」
http://www.youtube.com/watch?v=Aw5V-uvAooM&feature=related
「【原発事故】小出裕章はなぜ警告を発し続けるのか【次はどこ?】3/4」
http://www.youtube.com/watch?v=WgLuaanFdpo&NR=1
「【原発事故】小出裕章はなぜ警告を発し続けるのか【次はどこ?】4/4」
http://www.youtube.com/watch?v=z0lMJp5qNQM&NR=1
この4回シリーズの動画のソースは、前回紹介した小出先生も出演されたテレビドキュメンタリーのようです。
その番組とは、「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち~」(2008年10月19日放送、大阪毎日放送、約50分)とのこと。
この番組は原発の抱える問題について、現代人の知っておくべき一般教養的社会問題のスタンスで迫っていますが、それなりに勉強になります(微笑)
それにしても熊取6人組(Wikipediaでは「熊取六人衆」)に負けず劣らず、大阪毎日放送も気骨がありますね。
◇ パート3
「政府も厚労省も文科省も産婦人科の先生方まで勘違いしている内部被曝」
http://www.youtube.com/watch?v=iIUi_9L-1Kc&feature=related
この動画は、放射能による内部被曝についての専門家への電話インタビューを編集したものですが、内部被曝の本質について勉強になります。
そしてまた、このような異常事態に陥ってしまった以上、怖いものに目を伏せ耳をふさぐのではなく、極力正しい知識を得ておくことが、今後の冷静な対応のために是非とも必要なことだと、改めて思いました。
さて、こちらはオマケです。原発推進者である大橋弘忠東京大学教授のすごい発言が、しっかり記録されています。たしかに、プルトニウムの件では、素人でも耳を疑うような発言が・・・
「小出裕章氏と推進派との直接対話 (平成17年)4(佐賀)」
http://www.youtube.com/watch?v=_S_4YvMnImI&feature=related
以上、福島第一原発事故に関する(現在の私にとって)印象深い記事と動画のリンクを、追加的にアップしてみました。
平和利用と思っていた原発設置が実は、核兵器保有と同等の滅びへの助走である冷厳な事実を、福島の原発事故はこれでもかと見せつけているような気がします。
この大事故は、同時代人への手厳しい警告と考えるべきではないでしょうか。これまでの基本的に誤った選択からいま引き返すなら、まだ間に合わないことはないという。
福一事故と原発列島
2011-05-03
関東大震災(東北地方太平洋沖地震)によって大事故に陥った東京電力の福島第一原発。
この事故の正確な情報を求めてネット上の数ある動画を見たなかから、(2011年5月3日現在の私自身にとって)有意味に思えたものをピックアップしてみた。
<パート1>
●「原発での活動映像を初公開 東京消防庁 」
(3/18~19の深夜)
・東京消防庁ハイパーレスキュー隊による福島第一原発3号機への放水作業
<パート2>
●「2011/4/15 炉心は冷却されているか? 」(解説:後藤政志さん)
(解説中の発言から)
・放射線のしきい値はない。(人体に無影響の値はない)
・子供、孫の世代が放射能と一緒に生きることの重みを考えると、胸が苦しくなる。
●「2011/4/16 CNIC News 第255回現代史研究会 2/4 後藤政志氏 」
(講演中の発言から)
・利益を受ける人と被害を受ける人が一致しなくてはいけない。
・ある人の利益のためにある人が被害を受けるというのは、あってはいけない。
ちなみに、後藤政志さんは第2原発の格納容器の設計に携わった元東芝の技術者ですが、今回の大事故で責任を感じ、東電や政府が詳しい情報を流さないことから、自ら表に出ることを決意し、設計した実績と専門知識を駆使しながら、この大事故の進行状況を科学者的な律儀さでもって真摯に解説している。ただし、彼は原発否定論者ではなく、それ自体はいまや必要なものとして容認している。
<パート3>
以下の4動画はいずれも小出裕章さんのお話。
●「【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』 」(講演)
●「2011.4.10 小出裕章取材 by岩上安身 」(インタビュー)
●「2011.04.11 小出裕章さんインタビュー by 名前のない新聞 」(インタビュー)
●「PART1:原子力のこれまでとこれからを問う(ゲスト:小出裕章氏) 」(インタビュー)
小出裕章さんは、原子力エネルギーの平和利用に夢を抱いて、原子力工学の研究に進路を定めた人ですが、学生時代に、「原子力は都会では引き受けられないリスクがあり、電力消費地に近い都会では建設が困難なため、そのリスクを過疎地に押し付けている」と知り、以後はアカデミズムの世界に身をおきながらも、現在まで約40年にわたって、原子力エネルギーをやめる方向性の研究を続けてきた、稀有な研究者である。
専門研究的な研究に基づいた知見と、温厚な人柄なこともあって、この発電システムのもつ本源的な危険性についてきわめて大きな説得力がある。また、「寄らしむべし知らしむべからず」(子曰、民可使由之、不可使知之 ~『論語』泰伯編より~)の意味も、重みを持って迫ってくる。
ところでこれは付録だが、中京大学の武田教授が原発政策に伏在する問題点の一角を鋭く指摘している。ただこの人は、原発の安全性確保に対する政府筋の冷めた対応は厳しく責めるけれども、原発そのものは安全であるというスタンスなので、原子力発電そのものは肯定的している。
●「原子力保安院の大ウソ.flv 」
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さて、それでは私自身はどうなのか? 上記のリストからすると原発に反対なのか?
答えは・・・心情的には反対。つまり、日本だけでなく世界中の原発はすぐにでも運転を停め、廃炉にすべきだと思う。
何世代にもわたって非戦闘員の生命を脅かし続ける核兵器と同質の人工物であることから、地球上に存在させてならないのは自明。
でも、核兵器同様その根絶はムリだろう。
その理由は(・・・ここでいきなり話が飛んでしまうけれど)、とめどなく増え続ける生物種(この場合、人類)には、最終的には共倒れ(集団自殺的様相)しか待っていないと思えるからだ。
種の最期のときをより確実に迎えるために、核だけでなく原発もせっせと造り貯めているとしか思えない。
そうでも考えないと、利権追求と愚民政策という皮相な(=わかりやすい)原因だけでは説明がつかない。原発の専門家は、その恐ろしいまでの危険性を了知しているわけだから。
いずれにしても、原発(の機能)が地上から消える時というのは、利権がらみの推進派も反対運動の闘士たちも仲よく地上から消え去ったあとになるだろう。あとに残された膨大な死の灰だけが、その顛末を知っているはずだ。
こういうふうに諦観と自嘲混じりの感想を懐いたとき、結果的に私は原発推進派を下支えしていることに気く。私はオール電化の家に住んではいないのでたくさんの電力も必要としないし、イルミネーションを愉しむ趣味もないのだが。
ところでこれから40~50年後、「All seeing eye」のマークをつけた宇宙ステーション≪ノア≫もまた、その一部始終を天空の高みからじっと観察しているかもしれない。ふたたび地上に降り立つタイミングを計りながら。
911以降、「現代世界」のリアリティは、そんなSF的劇場映画を想起しても、それほど不自然とは思えないものとなってきた。世界が一つの劇場になりつつあるといったらいいだろうか。それとともに、これまでのTV型ホームドラマの身辺雑記的リアリティは影が薄くなってきたような錯覚を覚える。
ちなみに、どんなに斬新で奇抜なアイディアのSF作品であっても、発表された時のリアルタイムな「現代」を基礎にしているからこそ、同時代人の理解と人気を勝ち得るものだと思う。
しかしそれだけに、へたなB・C級シナリオはすぐに見破られる。その際、豪華な表舞台とは裏腹な、お粗末な舞台裏までをも見抜かれがちだ。
911のスペクタクルなシナリオもそうだが、10年目を迎える直前にその首謀者を<抹殺>し、ご丁寧にも異教徒としての葬儀を執り行なったうえで、遺体そのものはしきたりにない水葬にしてあげた、というユニークな幕引きのシナリオもまた、その底抜けに無邪気なスタイルに、思わず笑みがこぼれてしまう…微笑
<以上>