<パート1>
下記のページに掲載された写真はとりわけ印象深いものだったので、リンクを貼らせていただいた。
「5月6日に撮影された福島第1原発の復旧状況」(毎日jp)より
「免震重要棟内に掲示された激励のメッセージ=2011年5月6日、東京電力提供 」
<パート2>
内部被曝に関する知見等で、私なりに印象に残ったネット情報を集めてみた。
(1)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士による参考人意見 」
内部被曝に関する崎山博士の上記の説明は、簡潔明瞭にポイントをついていて、私のような素人には非常にわかりやすい。また、以下の質疑応答も勉強になる。
(2)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士 質疑応答 1/2 」
(3)「20110520 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士 質疑応答 2/2 」
そのうえで次の報告を見ると、いま進行している事の重大さがよりはっきりとわかる。この動画は、本年(2011年)5月18日、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」による厚生労働省での記者会見のもようである。
(4)「東京でも母乳から放射性物質が検出?茨城、福島、千葉でも 」
さらにそのうえで、次の記事を改めて読み直すと、政府が旧態依然とした問題先送り体質によって、まるで「棄民」のような事態の深刻化を招いているだけでなく、周辺住民の被曝データを提供することで「国際貢献」しようとする姿まで透けて見える。
(~以下引用~)
放射線の影響、追跡調査へ=「将来の疫学に寄与」-大塚厚労副大臣〔福島原発〕
【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)年次総会に出席している大塚耕平厚生労働副大臣は17日、ジュネーブ市内で記者会見し、福島第1原発の放射能漏れ事故による住民の健康への影響に関し、「長期間の追跡調査が必要だ」と述べた。具体的な方法は政府で準備を進めていると語った。
副大臣は、特定日や場所の放射線量データは蓄積されつつあるとした上で、原発周辺地域などの住民の正確な所在時間と場所が把握できれば、「(データとして)将来的な疫学に寄与する」との認識を示した。調査人数や避難住民の所在追跡といった課題は今後詰める方向だ。(2011/05/18-05:53)
【出典】時事ドットコム(2011/05/18-05:53の記事)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051800044
(~引用終り~)
国としては以上のような考えを国際機関に表明していますが、この「国際貢献」によって福島の人たちにもたらす見返りはないと思う。
また、政権交代しても一貫して変わらない国の「問題先送り」の姿勢もあって、福島県民の方々は、不安ながらも愛着のある土地に留まっていられるという皮肉な状況にあるわけで、すくなくとも、日々成長している子どもたちの健康な将来を望むのであれば、すこしでも内部被曝が少ないうちに、なるべく早く、より遠くへ避難したほうがいいのではないだろうか。
私は内部被曝についてもまったくの素人だが、以上の情報を概観するとそのような気がしてならない。
さらに内部被曝については、こちらの解説も参考になる。以前から危機意識をもって研究されている先生のようだ。ちなみに、上記の崎山博士と同じ場での説明および質疑応答になる。
<パート3>
下記の動画は、国会いおける行政監視というスタンスから原発反対派と非推進派の意見も聴取するという、いわば貴重な資料となった。
ちなみに、ある理事が孫参考人に質問するにあたって、前振りとして、アメリカのオーナーの新エネルギー開発への関心の高さを披露し、その姿勢を大いにもちあげる場面があったが、あの場であの名前が飛び出したのはちょっとしたサプライズであった…微笑
さて、こちらはおまけ。 「MEMORVA」というサイトですが、放射能に関する単位と換算方法について、忘れたころに参考にしている…笑
「ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)換算 - 放射能・放射線の量 」
<以上>
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