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空の樹 I

神になりたいルシファーあるいは地上に蠢く悪魔ども

2013-09-16

シリア紛争に関連して、印象にのこった記事をじゃっかん。
◎ シリア空爆騒動とイスラエル   (サイト「田中宇の国際ニュース解説」より)
http://tanakanews.com/130905israel.htm
◎ 新世界秩序のバベルの塔  (ブログ「マスコミに載らない海外記事」より)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-08cb.html

上段の田中さんの記事は、今回はなかなか楽しく読めました。バックデータが機知に富んでいるのかな。

それと、終わり近くの「米軍の内部で、シリア空爆に反対する声が強まっている。米軍内は、統合参謀本部長から兵卒までの多くの職位から、シリア空爆は無謀で無益だという考え方が出ている。米国の大統領府や上院が、馬鹿げたシリア空爆を挙行するなら、米軍内で反乱や、何らかのクーデターが起きる可能性すらある。」という記述は、「むむっ、いよいよかっ!?」と、思わず身を硬くさせますね。

下のほうの記事は、ポルポトみたいに露骨にはやらないけれどやってることは基本的に同じで、しかもずっと大規模。という理解でもいいのかな。

 


2013-09-19

きのうはベランダで先日書店で買った『古事記・日本書紀』をパラパラとめくりました。
古代に書かれた征服の記録書ですね。かっこよく言えば、日本統一物語と同記録。

古事記はたくみに伝承などを取り込みながら、時j空間と人間存在の機微に関する想像力を駆使して、高天原に天孫降臨した覇者のグループを神格化してある。

神様の数が多すぎてちょっと煩雑だけど、ヴィヴィッドな征服・統一譚として、愉しく読めますね。逆に言えば、それ以前のパワーグループの正当性はことごとく否定され(記述されても鬼とか化け物あつかい)、その多くは歴史から抹消されてる。ということもチラッとうかがえますね。

でも叙情性のつよい古事記は、わたしも好きです(^^)

歴史から抹消といえば、こちらの記事。
◎ ★歴史を書き換えて新バビロンを建設するNWO
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2359.html

納得です。この記事については、すこし前に、ちょうどこれを補足するかのようなこちらの記事がありました。再掲します。

◎ 新世界秩序のバベルの塔  (ブログ「マスコミに載らない海外記事」より)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-08cb.html
まことにスーパービックなポルポト。

で、シリア紛争がらみの記事ではこんな噂も。

◎ ネタニヤフはケリーを犬のように殴った?  (ブログ「さてはてメモ帳」より)
http://satehate.exblog.jp/20744870/

第3次世界大戦にニアミスしそうな重大事件のちょっとした裏話? これも一種の風刺かな。災難に遭われた方には失礼かもしれないですが、素直に笑えます^^:

ちなみに、このブログは、いわゆる“陰謀論”を真正面からリアルなものとしてとりあげた、老舗ともいえる有名サイトだと思います。記事内容が転載スタイルが多いため、この記事から記事元へ飛んで、それを備忘することがよくあります。

なので、このブログサイトの記事URLを直で備忘(リンク)することは極めてまれですが、今回は記事元よりも、それに付加価値を与えたこちらの転載+アルファな記事を備忘しました。痛々しさがよりつよく印象されるので。

で、ついでながら言うと、この種のコアな陰謀論サイトの暴露記事は正鵠を射たものが大半だと思いますが、 彼ら (=ビッグブラザーとその取り巻き連中)の生活し活動する世界と私たちの日常生活とのギャップがかなり大きいために、多くの人は、(日本人の場合)まるで『古事記』のような神話の世界とみなしています。

ときどき、つながりを垣間見せる(=支配を実感させる)ものとして、911やリーマンショックや今回の対シリア米国折檻(の試み)などが炸裂するわけですが、その一方で、恒常的に仕組まれたシステマチックな統治体系とそのツールは、なかなか客観的には捉えにくくなっています。

つまり、巧妙に隠されている。それゆえ、そこのギャップを埋める作業がこれからは重要だと思います。そして、このカラクリ(世界的な統治システムの一端)に多くの人びとが“気づく”ことは、“いまよりもっとマシな世界”を真剣に模索する足掛かりになると思います。

で、たとえばその取組みの一つとして、<彼ら>の(悪魔の)尻尾は必ず私たちの日常生活にまで出張っていることから、その大きな尻尾のひとつが例の“中央銀行システム”などに化けている、と私は見ています(もちろん、そのシステムの真のミッションは慎重に“隠され”たままですが)。

言い換えれば、<彼ら>のよって立つ地平と私たち日常生活とを結びつけるノード(結節点)のピックアップと、そのシークレット・ミッションの確かなバックデータ(エビデンス)付き公開ですね。「暴き」といってもいい。

なので、天野さん安部さんほかアカデミズムにとらわれない碩学俊英の方々の、“いまよりもっとマシな世界=多様共生を可能にする社会モデル ”の創生をめざした「正義」の取組みとして、それらのノードの暴きを期待しています。・・・残念ながら、サンデル教授には期待できないけれども^^:

ま、他力本願で人様に期待するだけでなく、私もこの途を歩きを続けてはいきますが、なにぶん亀の歩きなのでよろしくです(^^)v

 


2013-09-22

★中東で行われているのは旧約聖書の創世記の破壊   (ブログ「カレイドスコープ」より)
終わり近くのこの指摘。
「彼らの『神』の人類創生の歴史を人々に植え付けるでしょう。その『神』は、ルシファーです。それが世界宗教の『神』です」
「彼ら」とは引用したパラグラフ内の前方にある「世界支配層 」のことですが、いわゆる“ビッグブラザーとその取り巻き連中”ですね(以下ここでは 彼ら )。

<彼ら>の奉ずる「神」がルシファー(Lucifer)だということで、この神は、古来から広範囲にひろがるグノーシス思想体系 において、数ある神々の一柱と位置づけられているのかな?

と思って、信頼できそうなネット情報(たとえばこちら )はもちろん手持ちの本(『グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉』(筒井賢治著 講談社))などを見たのですが、でてきませんね。

古代からの非キリスト教系グノーシスの神でも純然たるキリスト教系グノーシス(いわゆる異端)の神でもないようで、ルシファー は要するに、伝統的キリスト教神学における「悪魔」の筆頭格にあたる存在のよう。もとは天使だったので「堕天使」とも呼ばれていますね。

では<彼ら>はなぜ“ルシファーが好き好き大好き”なのか?

もとより、アンチ・キリストの極めて象徴的な存在だから、ですね。
キリスト教(もっぱら旧約)の世界観における悪魔としてのルシファー

(神ヤーウェとの)旧約にもとづく律法主体の宗教体系に対する革命的宗教改革であった(アガペーの神との)新約。

その神の三位一体としてかつて現人神でありその後偶像化したジーザス・クライストの地上的な存在を否定するために、

言い換えれば、磔刑に処されたかつての現人神に象徴されるアガペーを基礎とする新約体系そのものを地上の秩序(オーダー)からと葬り去るために、なんと<彼ら>は、旧約で悪名をとどろかせた悪魔ルシファーをかつぎあげた。

悪魔は悪魔を呼ぶ。まさに。

そのルシファーは、Wikiの解説にあるように「悪魔をバビロニアの王になぞらえたものであり、神に創造された者が堕ちて悪魔となることを示すものと解釈された。堕天使ないし悪魔とされた」象徴的存在であって、

<彼ら>はこのバビロン好みの悪魔を担ぎ出すことにより、神・精霊との三位一体を誇るジーザス・クライストを地上世界から消去し、それによって、今に生きるキリスト教信仰世界の殿堂を倒壊させ、新たtに建立する殿堂の玉座にルシファーを座らせることを妄想している 〔←「日本の皆さんに助けていただきたいと、お願いしたいこと」のパラグラフ参照〕

ちなみに、その玉座のモデルは、たとえば、きのうNHK-Gで放送されたこの番組にその概観を垣間見ることができる。
神の数式 第1回 この世は何からできているのか~天才たちの100年の苦闘~   (「NHKオンライン」より)

端的に言えば、(私にとって)この番組が教えてくれたことは、神の数式を模索する理論物理学的世界観は、ヒッグス粒子という粘着質で勝手に増殖する“美しくない”粒粒(つぶつぶ^^:)の存在を仮定的に迎え入れたことにより、いわばその瞬間から、いわば、モナド風味の‘グノーシス物理学’へと変貌した、ということ。

(ちなみに今日は 、弱すぎる力としてこれまで取扱いに困っていた「重力」を、このおニューなグノーシス物理学にとりこんだ、きわめて壮大な“統一理論”的物理学が愉しめるのかな^^?)
(もひとつちなみに、このての番組はEテレにぴったりなんだけど、なんてったって、Gで、しかも土日の午後9時というお茶の間ゴールデンタイムに放送する力の入れようぶりだからね^^:)

で、キリスト教出自の堕天使悪魔ルシファーは、母胎である新旧キリスト教世界を干しあげ粉砕したのち、現代版グノーシス思想とも言うべきこの種のおニューで冷ややかな理論物理学仕様の「玉座」に座ることにより、宿願であった「神」になる。

そして、その神をうやうやしく崇めた雰囲気でいかにも敬虔そうに振舞う司祭連中が、<彼ら>にほかならない。


さて、話が大きく横道にそれましたが、当初のキナクサ話の流れとしてこちらの記事を備忘。たいへん参考になりました。39です。

◎ 尖閣危機 元自衛隊幹部が描く悪夢のシミュレーション(その1)=香田洋二×山口昇
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130918-00000303-chuokou-cn
◎ 尖閣危機 元自衛隊幹部が描く悪夢のシミュレーション(その2)=香田洋二×山口昇
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130918-00000304-chuokou-cn

あと、こちらの記事は、思いのほかユーモラスだったのでつられて備忘。

◎ だまし の テクニック   (ブログ「常常日記」より)
http://ameblo.jp/yagyuhyogonosuke/entry-11615567587.html

ヘビーなキナクサ話の渉猟ばかりしていると、いい加減メンタルがくたびれるので、同じ範疇であってもこういう息抜き記事があると、すこしは気が楽になりますね(笑) 

上掲のスカル&ボーンズ 出身とされるケリー氏 の遭難もこのライトなパートに並べようかとも思ったのですが、あまりに痛々しそうだったので、ヘビーなくくりに入れときました(笑)



 

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