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空の樹 I

準時間と[完全技術]と阿頼耶識と善の根拠と・・・

2015-09-26

◎ ニコラ・テスラに乾杯!!!:120年の時間の末についに日本語になる!? : Kazumoto Iguchi's blog
ーー 井口博士は「人間原理」を痛く批判され、その勢いで一刀両断に付されていたので^^;、その概念に注目している私としては、博士が一言のもとに斥けた当の理解が正解であるとすれば、私の「人間原理」に対する理解そのものが基本的に間違っていたということになります。よくよく咀嚼しなおしたうえで、やはりそうであるならそのときは、「人間存在(が現有宇宙を結界する基本的)原理」とでも仮称したいと思います。
 ↓
【以下、10/1追記】

<以下抜粋>
「世界は自分の知らないことに基づいて動いている。」
言い換えれば、
「自分が知らないこと=存在しないこと」という考え方は間違いだ
ということである。
「自分が知っていること=世界のすべて」ではない。
<抜粋了>

とのことなので、上記の言を反芻しながら、文中の「自分」(=自己)の解釈するに当たり、『善の根拠』において南直哉氏が説示するところの「自己」なる視座が人間存在の中心ではない(他者存在との関係性抜きに「自己」は成立しない)ことに思い及んだときに、やはり私としては、「人間原理」という(「自分」中心の一種傲慢な^^?)概念ではなく、「他者存在との関係性抜きに成り立たない「自己」なる意識をもつ人間存在〔たち〕が共時的に現有宇宙なる「自己」にとっての最大外界を結界する基本原理(=人間存在原理)」と、とりあえず仮称することにしました。例によって勝手に(^^;




2015-09-28


さて、きょうは一日あけて28日月曜日。昨夜Eテレで放送された能「綾鼓」の後場(のちば)を観ていて、シテの神気漲る演技(舞や働〔はたらき〕や謡)にすっかり惹き込まれました。私の場合、能を鑑賞するときは、その演目のストーリーや謡や詞(ことば)の意味を追うことはしないで、舞や働、謡や詞、囃子や掛け声の綾なす研ぎすまされた交響のただ中に、舞台一面に漲りわたる“神の気配”を一瞬も逃すまいと、ただひたすらその張りつめた表現世界(すなわち能そのもの)に浸りきることにしています。
ところで、この“神の気配”については、最近、極めて明晰な禅僧による善悪に関する根源的考察(『善の根拠』南直哉〔講談社現代新書〕)と明敏明快な仏教学者による「唯識」の図式的数理風趣的講釈(『阿頼耶識の発見』横山紘一〔幻冬社新書〕)を参考にすることで、この独特の“気配”を自分なりにロゴス化する方途が見えてきたので、いずれ言語化(日本語化)したいと思います。その際、言語変換が首尾よくいけば、英語(ただし、まるで〔むかしちょこっとかじった〕ドイツ語みたいに複文重文を多用した、くどくて重たい悪文丸だしな英文^^;)とエスペラントにも翻訳したいと思っています^^b




2015-09-30

◎ 「準時間=quasitime」とは何か?:俺は最近こんなものを研究していたんですナ。 : Kazumoto Iguchi's blog 
ーー 準時間。なかなか魅力的な時間概念ですね。すくなくとも生物学的には、地球の自転公転をベースとして「陽はまた昇る」ふうな循環的回転移動現象に人間特有の意識の知的覚醒が吸着して連動し、さらにその推移を客観視して細かく刻み込むことにより、意識の外すなわち自己の外に(3次元物体〔=物質〕の運動観測可能な4次元座標の軸の一つを担当するものとして)客観的に存在させるために、本来の姿の循環推移そのものを実相から剥離させ、数学的に計測可能な実体(?)として客体化したものが、現在主流の時間概念のもとになってますよね。

 


2015-10-03

 きのう、井口和基博士(Ph.D)の最新刊『ニコラ・テスラの[完全技術]解説書』(ヒカルランド)を買いました。税込み2,700円なので、いちおう中身をザッと見て、う~んちょい高いけどこれは蔵書の一つに加えてもいいなと思ったので、出たばかりだし、店頭で確認した以上はアマゾンで注文してもさして意味ないこともあって、その場で買いました。あ、その場で買ったのにはもう一つの理由があったな・・・その書店グループ発行の割引スタンプが一気に5個も増えちゃうんで(笑)
 で、感想は?
 まだざっと拾い読みした段階ですが、専門的な内容をわりと平易な読みやすい文体で翻訳してありますね。ですます調なのがそういう印象を与えるのかな^^?
 内容的には、数式がほとんだいないのが意外。あと、原理の図解はあるけれど、具体的な装置図はあまりないので、すでにもっている2~3のテスラの人物像と主だった装置関係の写真や図像を採録した書籍を参照しながら読むと、理解がよりいっそう深まるかなと思いました。まあこれから、生涯かけてじっくりと読んでゆこうと思います^^:
 ところでちなみに、私がアマゾンで本を買うときは、ほとんどの場合、書店店頭で立ち読みしながら(これいいなあ)と思った本を即買いせずに(数冊分のタイトル・著者・出版社を短期記憶にムギュッと格納して出店後いそぎ手帳にメモし、その後カフェや自室でネットにはいってアマゾンで中古廉価本(古本)を目当てにサーチしてみて、値段・品質ともによさげなものがあったら注文するという使い方をしています。
 なんか、われながらみみっちいなあ…と思わなくもないですが、記憶力減退防止の一環でもあります(苦笑) でその際、アマゾンに思わしいのがないときは、古書検索サイト「日本の古本屋」をのぞいたりもしますが、やはりアマゾンのヒット件数が断然多いですね。
 
※ 余談ながら、アマゾン・レビューの「1」の評価を読んでみたら、敵意丸出しな書きっぷりがたっぷり笑えました^^; (翻訳者の)井口博士は激しく嫉妬されるほどの有名人だったんですね(^^)v

 

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