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空の樹 I

吉之助さぁあ!

2019-01-03   


2018-12-16

今日は12月16日日曜日。吉之助さぁも半次郎どんも史実とは異なる最期でしたね。対する一蔵どんは史実に忠実に殉じたかな。それにしても、大河ドラマ 『西郷どん』は、新政権樹立後の西郷隆盛と大久保利通の政治的確執が先鋭に描かれていて、その場面がとくにおもしろかった。・・・ところで、西郷どんは火星人だったんですかあ・・・知らじゃったですばい^^♪ ならばオレも火星に移住しよおかのお・・・よかなら人斬り半次郎どんの弟子として。

坂本龍馬ってなんでこんな最重要人物みたいに扱われてんの? : 大艦巨砲主義!
ーー 龍馬さんには典型的なヒーロー性があるからね。海洋人的な磊落な気質をもつ人たらしでありながらも世界標準な単独者型ヒーロー。片や西郷どんは、同時代断 トツの人望集合型ヒーロー。「敬天愛人」に覚醒したのちは後年になるほど巧まずして人望の塊になるというか・・・彼のつかみどころのない天才性にあえて ネーミングするとすれば、「人望(の自然発生的聚合の超絶的)天才」とでもいうべきか。おそらくこの人をつぶさに知れば知るほど(より身近に接すればする ほど)、雨でぬかるむ田原坂あたりで政府軍抜刀隊と一戦交えて憤死してもなんら悔いなし!と思わせる人物ではありますね。この天才も、その鏡のごとき(最 後は政敵となったかつての無私の親友)大久保卿との運命的な対立(という極めて皮肉な“共同作業”)によって、ほぼ完全に生身の侍の世を終わらせ(その精神は軍へと承継され、往き往きてWWIIにあっては、あの「斬り込み」精神が陸の「玉砕戦法」・空の「神風」・海の「回天」として“開花”し「散華」していっ)た……、と(も)いえますかね。
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明治日本軍「これからは新式の武器!戦術や!」昭和日本軍「大和魂や!気合や!」 : 大艦巨砲主義!  …… 再備忘(感想文も)
ーー 大和魂が暴走する(≒多くの日本人各人において過半を占める半島系DNAが火病を発症する)と、すぐに、精神論をがなりたてるようになる。で、これが伝統的な集団主義と響きあって、とてつもなく莫迦なこと(たとえば、竹槍を武器に米軍と本土決戦をするとか)に一丸となって(=みんなで渡れば怖くない)突進して行くことにな(りがちであ)ることを、日本人(であることを誇りに思いたいのであれば、そんなあなた)はこれからも恒に、静かに(=黙して)肝に銘じておかねばならない(んだよね)。



2018-12-17

【西郷どん】最終回に視聴者涙、薩摩ことばでネット反響「泣けもした」「おやっとさあ」:Birth of Blues
ーー 主演の鈴木さんは体格以外は顔だけでなくキャラも(磊落風味の大物感以外は)西郷さん似ではなかったことで彼の演技自体もヘタに見えてしまい、しかも、超絶ヘタクソなお世辞にも巧いとはいえない(まるで細切れな再現フィルムを45分枠にペタペタと一本調子で平板に貼り付けたみたいな)脚本が終始足をひっぱってくれたので、視聴率はつねに低空飛行でしたなあ。。。
 ただでさえ時代劇離れが定着して久しいのに、国民的人気はいまでも(龍馬さんに次いで?)けっこうある西郷さんにあやかったセゴドンパワーも(視聴率的には)空振りに終わったわけですが、思うに、西郷先生と大久保卿のいわば敵対的コラボレーションでもって終わらせた生身の侍の世から侍スピリッツが軍へと承継されもっぱら西隣大陸と東南アジアで激しく開花したのち太平洋の海原に散華したことにより、この時点で事実上、侍精神(武士道)の世も終焉した、と個人的には勝手にそう考えることにしていますが、[→]
近世題材エンタメドラマで不可欠な侍たち(‘士道’を矜持として生きる者たち)にフォーカスした「時代劇」がほとんど絶命危惧種になりつつある現状を顧みるに^^;、ことここにいたって日本は、あたかも欧州における「騎士道精神」が(往時の貴族の没落とともにほぼ)消滅したと同じ情況にいまなっている(明治以来、欧州文明の後追いを続けてきた結果、いまようやくにしてこの段階に〔まで〕きた)・・・ということをふと想わないわけにはいかない。。。
 そして、この想いから派生的に連想するに、かつてガン(銃)でアメリカ大陸を制覇して建国したアメリカ合衆国では、いままさに国を二分して、建国当時から称揚されてきた開拓者スピリッツをガンとともに放りだそしてしまおうかしまいか争っている事態を目撃しているわけでもあるのだなあ・・・と、ちょろっと横目で、その昔開国をうながし先の大戦では完勝し現在は同盟国スタイルの宗主国となっている彼の国の有り様を見やりながら、うーむ、けっこう意義のあるドラマだったなあ、と、この番組の最終回をじんわりと振り返るのでありました。。。ウダウダ....
 ということで、さらに結論的にウダウダすると、、、この国はもはや侍の国ではない。むかしそういう国だった。たとえば、侍が世に出る前の平安時代とかを振り返るとき、むかしこの国にはそんな、四百年近く続いた貴族全盛の時代があったんだねえ、という認識と同じものになった。もうこの国で侍はもちろん侍精神(武士道)が甦ることはない。先の大戦終了以降、それは日本刀とともに歴史の遺品として顕彰されるものとなっている。
 え? 大和魂は生きとるぞ!って? それは認める。だがこれは、神話の時代からのこの国の根本的精神の一つなので、これが自然消滅することはもちろんない。むしろつねに、その暴走(国の象徴たる天皇の御心すわわち大御心すなわち大和心を〔内裏傍の警固詰所(に控える=さぶらふ警固モードの大和魂)から、不穏に反応して〕表に激しく躍りだし自らの益荒男ぶりな武勇(戦闘モードの大和魂)を誇ってややもすれば過剰な防衛に陶酔しがち)の“危険”を恒に孕んでいるので、現代においては、武道の試合のときに己に喝を入れるためにこの戦闘モードの大和魂を燃やすにとどめるべきだろう。
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【補足】侍精神は明治の軍隊に受け継がれたが、兵隊の多くは農民であったため‘士道’まで涵養されることはなく、ためにその根底にあった大和魂が軍隊の士気としてダイレクトに表出することとなったことから、内裏警固が本来役割である警固モード大和魂をまったく顧慮することなく、野外戦場での剥き出しの戦闘モード大和魂を発揮発散することが軍隊の(とりわけ陸軍の)隅々まで隈無く被う常態的メンタリティとなった。
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『西郷どん』いよいよ最終回!謎だらけの人生、西郷隆盛の「本当の目的」が明らかになる? | ビジネスジャーナル
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坂本龍馬ってなんでこんな最重要人物みたいに扱われてんの? : 大艦巨砲主義!
ーー 龍馬さんには典型的なヒーロー性があるからね。海洋人的な磊落な気質をもつ人たらしでありながらも世界標準な単独者型ヒーロー。片や西郷どんは、同時代断トツの人望集合型ヒーロー。「敬天愛人」に覚醒したのちは後年になるほど巧まずして人望の塊になるというか・・・彼のつかみどころのない天才性にあえてネーミングするとすれば、「人望(の自然発生的聚合の超絶的)天才」とでもいうべきか。おそらくこの人をつぶさに知れば知るほど(より身近に接すればするほど)、雨でぬかるむ田原坂あたりで政府軍抜刀隊と一戦交えて憤死してもなんら悔いなし!と思わせる人物ではありますね。この天才も、その鏡のごとき(最後は政敵となったかつての無私の親友)大久保卿との運命的な対立(という極めて皮肉な“共同作業”)によって、ほぼ完全に(およそ七百年にわたる生身の)侍の世を終わらせ(その精神は軍へと承継され、往き往きてWWIIにあっては、あの「斬り込み」精神が陸の「玉砕戦法」・空の「神風」・海の「回天」として“開花”し「散華」していっ)た……、と(も)いえますかね。

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【視聴率】大河「西郷どん」最終回13・8% 全話平均は12・7%でワースト3位の記録 - 政経ch
ーー おいどんのドラマがこん結果に終わったことで、侍スピリッツは完全に死に絶えもした。。。じゃっどん、アメリカから高う買い上げたF-35Bをいずもに載せっこちなったで、こいかあ先は斬り込みに頼らんでんよかあ。

  


2019-01-02

朝8時から4時間20分連続した『西郷どん』総集編を観て、西郷さんの波瀾に富んだ人生をおさらいし、あわせて、幕末から明治維新にかけての政治権力のダイナミックな変貌を鳥瞰的に瞥見することができたので、観てよかった^^b で、最後に、糸さんが西郷さんの銅像を見て「うちのひじゃなか」と言った場面で、ナレーションの西郷菊次郎さんが「もうおわかりでしょう」と謎をかけたその答えは、こちら↓に書いていることでしょうか。
糸(黒木華)が上野の西郷さんは旦那さんじゃない!と言ったわけ「西郷どん(せごどん)」
ーー でも、それならわざわざ人から見上げられるように建てられたその銅像のまえでそんなことを叫ぶこと自体が非常識なので、それは現代受けしそうな価値観で美化している感じがするな。。。顔かたちはほぼ似ているそうなので、であればおそらく当時の価値観から察して、こちら↓の見方がより正解に近いのではないかと・・・
西郷隆盛の銅像はなぜ上野公園にある?顔が別人と言われる理由とは?   大河ドラマ セレクト日本史
ーー 「主人は人前に出る時はきちんと正装をしていて、こんな浴衣姿で人前に出るような人ではなかった」(以上、記事中より抜粋)



 

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