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空の樹 I

◇~靖国神社についての個人的‘理会’ 【暫定稿】

2014-01-16 


2014-01-10

■ 靖国神社関連◎ 靖国神社はその直接的な歴史的使命を終えたのではないか論   (ブログ「ジャパン・ハンドラーズと合理的選択 Japanhandlers and Their Rational Choice」より)

 このブログサイトはジャパン・ハンドラーズ糾弾サイトかと思っていたら、どうやら基本スタンスは支持して普及する日本語サイトのひとつと考えていいようですね。このサイトにアクセスしたとき、三極委員会のシンボルマーク らしい図柄が顔を出しますもんね。サブリミナル風にちらりと^^: 

 ま、それはいいとして、「靖国神社というものが『戦没者の慰霊』をメインにした場所ではなく、『戦没者の慰霊にかこつけて東京裁判史観の打破』を訴える場という側面が非常に強くなっていった」との指摘に関しては、浅学の者として勉強になります^^

  田中智学 さんについても、この記事で初対面です^^; ふむふむ、八紘一宇 の提唱者ですか。これは“日本教” の原理主義と捉えるべきだろうか。。。そう捉えてもよさそうな・・・^^?

 【1/12追記↓】 うん、やはり“日本教原理主義”だな。関連キーワードとしてするすると頭に浮かぶのは、「うちてしやまん」「特攻精神」「葉隠~武士道とは・・・~」「三島由紀夫(伝統文化尊重型=文化防衛論)」「荒ぶる神と和魂(にぎみたま)」「日本刀の反りと切れ味」。これらのことば(イメージ)は、勇ましさ(武勇)と自死が通底している。見方を変えれば、“生きる”ことそのものへのサディズムとマゾヒズムが渾然一体と同居している・・・という印象。
 【追記了】

 日蓮主義 という政教一致思想を唱えて好評を博したようなので、そもそも日蓮の法華経至上主義に見られる排他的性格(したがって宗教的版図拡大につよい意欲をもちこめばゆきつくところ世界制覇的性向をも具有する)を色濃く反映しているのかな??

 八紘一宇なる宗教的観念論の信奉者の一人は、「八紘一宇の大理想を以て進むべき大日本帝国は宜しく清濁合せ呑むの慨を以てユダヤ人をも包容し、之を愛撫して皇化に浴せしむべきだ、基督教徒や回教徒と、ユダヤ人との在来の対立の如きは日本の徳により解消させ得べき」とか言っている・・・。

 うむむ・・・(日本人の一人として気持ちはわからんでもないが^^;)、“波動循環型多様強制…おっと誤変換…共生社会”を生真面目に模索する者としては、‘愛撫’や‘徳’を全面に打ち出すことの自己満足的陥穽(独善的な押し付けによる専横的訓育〔=全体主義化〕の危険性)を感じないではおれない。

 そして、このような基本的なメンタリティを懐いて隣りの半島国や大陸国に進攻し、さらには、すでに西洋列強の植民地となっていた東南アジアへも進出し、往時の支配者である欧州勢を斥け、アジア出自の新たな支配者(盟主)として、‘愛撫’や‘徳’を全面に打ちだした「大東亜共栄圏」の名のもとに、地元民の衛生・生活インフラ・物資・教育等の面で一定程度の浮揚施策を講じていった、とはいえるようですね。

 で、その後まもなく日本は敗戦し、支配し統治していたそれぞれの場を去ったのち、とりわけ東南アジア各地では独立運動が活発となり、舞い戻ってきた欧州サイドの支配者たちをこんどは自力で撃退し、幾多の犠牲をだしながらも晴れて悲願の独立を勝ち取った。

 その際彼らが思いだすのは、日帝支配時代にうけた民族的屈辱感もあるにはあるが、欧州方式の労働単位としての処遇(いわゆる奴隷)と厳しい搾取とは明らかに色合いのちがった、各地域の生活環境の底上げ的な統治方式によって残された各種有形無形の資産が、日本軍が去ったあともけっこう役立ったこと。

 そしてまた日本軍は、日本式同化政策の一環ではあろうが、欧州勢よりは同胞にちかい人間的な処遇をする場面が多かったこと。それらの記憶が、日本軍の支配に対する複雑な感慨と評価の元となった・・・。

 さらに付言すれば、直近半島国(分断前)と西隣大陸国にあっては、往時の日帝(日本軍)が進攻する際、いずれの地も東南アジア諸国ほどの歴然とした欧米列強による植民地支配下にはなかったことから、先に見たような(東南アジア各地において日帝が欧州勢力を追い出したあと盟主的な支配者になったことが、後年の独立達成後から振り返ったときにあたかも独立の気運の端緒ともなったかのような)独特の感慨や評価を両国に与えることはなく、→

したがって両為政者の施策等により、国土を蹂躙された“屈辱”をコアとした「反日」感情が焚きつけられると瞬く間に燃えひろがる、という特性が両国(半島分断後の北朝鮮も含めるなら現在では三国とすべきか…)にあることも、対日姿勢における東南アジア諸国との相違の根底に横たわるものとして、私たち日本人は心に留めておく必要があるだろう。

 【1/12追記↓】 ただし、中国サイドのこの邦訳スレッド の15番から18番にかけて、「独特の感慨や評価」に類する発言(指摘)がうかがえるのは、興味ぶかい。
 【追記了】 

 ・・・と、しだいに重たい、事大主義的な文体になりましたが(笑;)、ディテールにおいてまだまだ不勉強ながらも、とりあえずそんな‘当たり’をつけて妄想したときに、“波動循環型多様強制共生社会”の模索において参考となるものがあるとればそれは何か、とここで自問してみる。

 すると、現行NWOアジェンダの密かに進める、支配のピラミッド構造を安定させるための大幅人口削減(戦争やジェノサイドやパンでミックやある種のワクチン接種等をその手段とする)に走ってしまうのではなく(それをせっせと実行しても実現は困難だし^^)、全体的な底上げとそのための連携として“棲み分けしながらも補完しあう”実効的な方策)をねばり強く模索し構築する以外にない、という‘理会’にやっぱり舞いもどってしまいます。

 で、おそらく「八紘一宇」のスピリッツは、いま述べたその志向性に対しては、反射的に斥け合うものではないように感じられます。しかしながら、根本的に異なる要素も感じる(野武士のような好戦的雰囲気?)ので、今後の妄想が進捗するなかで^^;、その差異が截然としてくることに期待したいと思います。

 【1/12追記↓】 「野武士のような好戦的雰囲気?」という印象(一種の閃き)は、上記追記中の思いつきキーワード群に通底する二極点の一極である「勇ましさ(武勇あるいは死を恐れぬ態度)」と同じものだと、今日になってすこしばかり妄想が進捗しました。

 という基本認識に立ったときに言えるのは、靖国神社という存在は日本教原理主義を奉じている宗教施設であり、同原理主義者にとってはそれは聖地そのものである、という見方が自然に浮かんできますね。そうすると、同神社内にある資料館のテーマも展示品の傾向にも自ずと合点がゆく。

 また、とある国内新聞が“戦争神社”と言い放つのも(政治的イデオロギーという皮相なレベルにおいて反戦的観点からの発した直感的でやや直情的な表現にすぎないが)、日本教原理主義という穿った(≒深い^^?)アプローチを背景にしたときは、「勇ましさ(武勇あるいは死を恐れぬ態度)」と「死(より精密に言えば殉死)」を称揚してなんら愧じる必要のない社稷である、と言えるだろう。

 で、欧米諸国が懸念顔で注視するのも、じつは、その(「勇ましさ」と「死」の)原理主義的思想の胎動と、それをうけて戦前のように再び台頭し実効支配しようとする動向にある。まさにそれらが先の大戦では「日帝」として巷間をあまねく布武した実績があるわけだが、彼らはその再台頭を望んでも好んでもいない。

 ただし、宗主国米様(A・Bとも) においては、そのての原理主義はwelcomeではないとしながらも、一方で、日本の集団的自衛権行使はつよく推奨する立場にあることから、あのときは千鳥ヶ淵戦没者墓苑で献花し、かのときは「失望した」という微妙な牽制表現を宗主国として発しておいて、今のところは、原理主義者の反応と動向を注視するに留めている。

 加えて、直近の反日二国家においては、かつて国土を蹂躙された苦い記憶が「日帝」アレルギーとして払拭されないまま推移しているなかで(ただし不幸なことに、これは蹂躙し返すという物理的行為ことでしか完全には解消されない)、「日帝」の進攻精神と靖国神社の深く内包する“日本教原理主義”とが直結していることを知っている。

 それゆえ、この国の最高政治権力者がその場所に参拝することについて、内政干渉であろうがなかろうが、戦没者の慰霊を隠れ蓑にした尚武の「日帝」復活を祈願する所業として、口を荒げて激しく非難し参拝を行わないようにさせないではおれない。

  ・・・と、こういう‘理会’でいいのだろうか? 思いつきのフリーライティングなので、いまのところ思考実験の域を出ていないですが、あたらずとも遠からずの感は、あり・・・かも。。。

 あと余談ながら、昭和天皇は日本教穏健派・・・って感じかな。富田メモ から察するに^^ また今上天皇は、欧米のリベラルな思想が御身に浸透している印象があるので、“世俗派(世俗主義) ”の最高にして不可侵の権威とみてもいいような…^^?

 さて、もひとつついでに妄想すると^^;、憲法9条の存在は、ここでいう“日本教原理主義者”の台頭と暴走を抑止し、先の「日帝」時代に似た政治社会環境の再来を防止する意味では、依然として価値あるものかもしれない。

 一方で、国力をつけた西隣大陸国の軍事的拡張は明らかな“脅威”であり、アベちゃんの言うようにしかるべき防衛態勢を調える必要があるのは確かであるけれど、9条の存在はあちらさんにとっても、こちらから先制攻撃を受ける可能性がまずない と判断できることから、奇妙かつ皮肉なことに、先方が海洋進出計画に沿って頻繁に領海侵犯を繰り返す状況下にあっても、軍事的緊張の昂まりを一定程度で抑える役割をもっている。

 もし、憲法改正によりいつでも先制攻撃可能な能動的態勢に変われば、先方の緊張も一気に高まるとともに拡張政策は現政権の維持の上でも不可避であることから、さして時を置かずに日中開戦の運びとなるのは明らか。まあその事態は、(アベちゃんも心中ひそかに傾倒するところの)原理主義を奉じる面々にとっては、目論見どおりの展開ではあろうけれども。

 いずれにせよ、ばりばりの左翼・リベラル派の教条的解釈とは一線も二線も画しながらも、無謀な武力衝突を回避するという観点から、9条(と憲法前文の「崇高な理想と目的を達成すること」の誓い)は愚直にそのままであるほうが、対外的な平和遵守のアピールにもなり(これこそまさに文字どおりの“積極的平和主義^^v”)、意外と実効性をもった使い方になっているのかもしれない。

  ・・・ということで、酔歩蹣跚よろしく、これからもさらに妄想を滾らせたいと想います^^; 

【追記了】

~以下、付録として~

実効的な方策
―― あーそうかいそうかい。それじゃあ訊くが、肝心の実効的な方策ってなんなんだ? 

 それは、あの「Thrive」 にかなり近い外観を見せるでしょうが、一見明るい感じのあの未来予想図ですらも、“All-seeing Eye”の一つ目 (=現行NWOアジェンダのシンボル。プロビデンスの目 ともいう)をこよなく愛する 彼ら が背後でにんまりしながらプロモートしているので^^;、私のような99%サイドの人間としては、純情子羊みたいに無邪気にママのあとを追いかけてゆくことはできません。

 それに、貨幣(とりわけ紙幣)の在り方や中央銀行システムの抜本的改変などの根本的な検討課題も山積しているし、最終的には人間性や宗教心にまで踏みこんだ多方面にわたる検討と現実妥当性のチェックが必要となります(汗) でもホモサピエンスの脳みそなら、使い方によっては、数千年前の生活状態にもどる前に、この大変な作業を達成できるかもしれません^^?



2014-01-15

靖国神社へ初詣に行ってきた   (2chまとめ「日本びいきの外人を見るとなんか和むちゃんねる」より)
―― まだ行ったことはないけれど、生き活きとした描写がその場にいるような気分にさせてくれたので、備忘^^

  <以下、転載>

92 :おさかなくわえた名無しさん:2009/01/02(金) 23:32:32 ID:JYCi/FoL

今日は靖国神社へ初詣に行ってきた。お賽銭も奮発して
英霊の皆様に「日本が(色んな意味で)平和になりますように」
ってお祈りしてきたよ。

外人さんも大量にいた。
お約束の遊就館で零戦や砲台を激写しまくるインド系の人、
日本刀に熱視線を送るラテン系?お兄さん、
自衛隊グッズを真剣に吟味する白人のおじさん。

屋外には携帯のムービーで能楽堂やなんかを撮ってる超笑顔の
中国系の女の子。
屋台も沢山出てたんだけど、なぜか大判焼き?今川焼き?が
外人ホイホイ率が高かった。

エアロスミスの鯛焼きもそうだが、
ああいうパンケーキ状に中身入りのお菓子が好きなんだろうか。

出典http://changi.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1230737874/

  <転載了>

 それにしても、「お約束の遊就館」なんて意味深ですね^^; 先日備忘したこちら では、厨二病なんて2チャン用語でこきおろしてありますが、原理主義というものは一般に、死をも厭わない激烈な闘争心を“生の情念”としてその観念運動の基底に宿しているので、人によってはそこから噴き出す高揚感と全能感に心酔し、人によってはそこに感じる好戦的な鬼気を忌み嫌うわけですが、これらの反応を両極端に配しながら、好悪の感情の温度差も人それぞれの印象がありますね。

 そんな時に、隣国の「反日」攻撃は、原理主義者の復活・再登場の途を拓く大きなファクターの一つになっていますね。そういう意味でも、35点^^; の自分としては、隣国の対応は困ったものだと思います。しかし「反日」姿勢は、かつて国土を蹂躙された状態と同じ(かそれ以上)の状態を彼らの国にもたらすまで止むことはない、こともまた確か。。。官兵衛さん、なにかいい知恵ないですかあ?



 

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