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空の樹 I

◇~「撃ちてし止まん」の武勇の美学、と蛮勇と・・・その後に続くもの。

2014-04-18

集団的自衛権審議の前に   (ブログ「心に青雲」より)  …… サブカテゴリ「‘安倍呑み尽くす’関連」から一部再備忘

 「『国の交戦権は、これを認めない』だの『陸海空軍、その他の戦力はこれを保持しない』などと、気違い沙汰の条文は早急に捨てることである。自国の安全保障を蔑ろにしておいて、同盟国やら友好国が戦争を始めたら支援するために自衛隊を派遣するとは本末転倒だ」と、ブログ主さんは甚く怒っておられます。その気持ちよく分かるのですが、やはり私は、「国際社会化」下における例の「戦後レジーム 」が解除されたとは言いがたい現状にあっては、むしろ、現行憲法の徹底平和主義・非交戦主義は、やはり“使える”国是であり、憲法はその姿勢を国際社会に対して客観的に証だてしてくれるものだと思います。

 また、これを排して、自民党案の憲法でいくとするならば、やがて(私のいう)日本教原理主義 がやっと俺たちの時代が来た!とばかりに、鼻息荒く巷間に出張ってくることは必定なので(なぜなら言葉〔ロゴス〕ではなく空気〔気配のようなもの〕が支配する非経典型の宗教だから。ちなみに、経典に代わって八百万としての数ある御神体のなかでも最大のものは、日本列島〔=敷島〕そのものである)、国内的にこれを抑止するためにも、現行憲法の前文と9条まわりの存置は(戦後七十年目になんなんとする現在においても)依然として“有効”であると思います。

 ちなみに、日本教 原理主義が表街道を堂々と闊歩する世情・政情というのは、この国が宗主国米様への隷従と縁を切り、晴れて独立独歩で歩き始めた時をさすのでしょうが、これはやはり、かつて軍人・軍属・民間人のおよそ320万人の犠牲を出して敗戦を喫したあの凄惨な過去をもう一度呼び寄せることに直結するように、思われます。そして今度は、この国がまたもどうにか生き延びて華々しく復活する、というはどこにもない、ということですね。

 すべて、“いまここに”における選択行動が未来を形づくる(と私は思う)ので、いま、明治維新よろしく日本教原理主義(=武士〔もののふ〕派 )を再起すれば、米中露韓あたりにいいように腑分けされる世界線を歩むかもしれない。なので気持ちは分かるけれども、ブログ主さんのような武人肌の情熱は蛮勇になりかねず、その原理主義的精神様式は古事記の時代からある「撃ちてし止まむ 」に由来するので否定しようもないけれど、その称揚は基本的には抑制すべき(慎むべき)だと、私は思います。

 要するに、いざそう言う事態になったら(つまり、原理主義者の出番になったら)、この国は極めて進退窮まった国際情勢下に置かれたことを意味するので(つまり、日本教世俗派 は萎縮し穏健派 は自信喪失状態となていることから)、残念ながらそのような場合には、すくなくとも西隣大陸国と南北半島国を道連れに、ともに仲良く滅び去ればよいわけですから、その時までその種の武闘力は温存しておくのがよろしいかと^^; ・・・つまり、「撃ちてし止まん〔む〕」は最後の最期の奥の手で^^v

 ということで、アベちゃんが長州出自を御旗に掲げるのはいいとしても、ヨイショ上手な取り巻きの鼻息に合わせて、参拝参拝とつんのめり気味に原理主義運動を巷間に布置しなくても、よいのではないか。宗主国米様のために集団的自衛権行使をすることは、原理主義に頭からつんのめることを必要条件とはしてない。むしろ、この行使を要請している当の米様が片やアベちゃんの参拝を警戒している塩梅なのだ。武勇と蛮勇を履き違えることなく、あの毛利家のようにもっとずっとしたたかに、動いてもらいたいものだ。

 あ、で、ここまで書いたついでに言わせてもらえば、例の核パッケージ の件。宗主国米様は属国といえも日本に高純度Puを持たせておくはやばいと判断したようなので、このパッケージ化も頓挫したかに見えますが、さにあらず。アレ用のイグニッションとして用いる分には国内随所にある中純度のやつでOKなはず。

 したがって、パッケージ化によるスタンバイは依然として有効であり、上述した「撃ちてし止まん」時の奥の手使用もまた有効なり。というわけで、まずは有事勃発とともに可及的速やかに(3か月以内に)予め定めていた照準に向けて配置すること。3か月というのは、それより前に(開戦後3か月以内に)先方が核ミサイルを打ち込んでくる可能性は低いだろうから・・・たぶん^^;


2014-04-19

日本帝國の戦いを偽って伝えることなかれ   (ブログ「浮世風呂」より)

 タイトルのおことば・・・「正しい歴史認識」という点では、大事な心得ですね。同時にまた、なぜ日本がそのような決死の覚悟で“起ち上がらねば”ならなかったのか。そこへと至った途はベストチョイスだったのか? ほかによりベターな途は、ほんとうに、なかったのか?

 学校では前者についての言及はまったくなく、後者についてはそんな視点からのアプローチはまったくなかったので――つまりほんとうに大切なこと(=正しい歴史認識)は教えてくれなかったので、遅まきながら、すこし自分の時間が持てるようになった今から、コツコツと自習してゆこうと思います。もちろんこの自学メニューには、あの、「南京大虐殺」も含まれています。

 だれの意見にも盲従することなく、自分で調べ、自力で判断し、自分なりに了知諒解した状態へと、至る所存。



 

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